2021年12月17日(金)~2022年2月4日(金)正午 | 2022年2月14日(月)正午 |
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2022年2月25日(金)正午 |
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特定非営利活動法人日本小児循環器学会事務局
〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5 アカデミーセンター内
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希望発表形式で「A. 学会長期企画」、「B. 学会単発企画」、「C. 会長要望セッション」を選択した方は、希望の形式で採択されない場合に一般演題への変更を希望するかどうかを選択してください。
※「A. 学会長期企画」、「B. 学会単発企画」、「C. 会長要望セッション」を選択の場合のみ必須
希望発表形式で「A. 学会長期企画」、「B. 学会単発企画」、「C. 会長要望セッション」を選択した方は、テーマを選択してください。
※「A. 学会長期企画」、「B. 学会単発企画」、「C. 会長要望セッション」を選択の場合のみ必須
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番号 | 分類 | 企画内容 | 発表形式 | |
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<学会長期企画> | ||||
A-1 | 不整脈 | テーマ | 最新の遺伝性不整脈の臨床 | パネル ディスカッション (一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 最近の抗不整脈薬のトピックとしてランジオロールの小児適応、イバブラジン、ビソプロロール貼付薬、遺伝性不整脈に対するナドロールがあげられる。このセッションでは、小児における頻脈性不整脈、遺伝性不整脈に対する薬物治療について従来からの薬を含めた抗不整脈薬の使い方について再考してみる。 | |||
A-2 | 学校検診 突然死 |
テーマ | 学校心臓検診のさらなる発展のために | シンポジウム
(指定) |
企画趣旨 | 学校心臓検診は我が国の誇るべき検診制度であるが、この制度から発信すべき学術データが乏しい状況が続いている。発信に必要なのはデータベースの構築であるが、データ量が膨大であることや、地域間格差などの障壁がある。データベース確立に向けた今後の取り組みの方向性や、確立後に期待できる学術的考察について、前例から学び議論したい。 | |||
A-3 | 胎児 心臓病学 |
テーマ | 胎児心エコー検査ガイドライン改定を今後の診療に活かすために | シンポジウム
(一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 2006年に本邦初の「胎児心エコー検査ガイドライン」が発表されてから15年が経過した。この間、胎児心エコー検査は大きく普及し、先天性心疾患の胎児診断率は大きく向上するとともに、胎児診断を基にした胎児・新生児管理も大きく進歩した。一方、胎児診断率の地域・疾患間較差、胎児治療を見据えた胎児診断などの課題がある。2021年に改定されたガイドラインを、こうした課題解決のためにどのように活用するかについて議論を深めたい。 | |||
A-4 | 肺循環 | テーマ | 小児期発症の特発性及び遺伝性肺動脈性肺高血圧症の長期生存例に対するトータルケア | シンポジウム
(指定) |
企画趣旨 | 近年の肺血管拡張薬の進歩によって、小児期発症の特発性及び遺伝性肺動脈性肺高血圧症(I/HPAH)症例も長期生存が見込めるようになり、Adolescent and Young Adult(AYA)世代となる症例が増加している。一方で、治療に必要な在宅酸素療法、24時間持続静注療法、運動制限は、患者の日常生活を制限し、学校生活や職業選択に多大な影響を与える。本シンポジウムでは、各施設におけるAYA世代症例のQOLや社会生活の現状について報告頂き、長期生存時代の小児I/HPAHのトータルケアについて議論したい。 | |||
A-5 | 単心室・ フォンタン 循環 |
テーマ | フォンタン術後患者の予後改善のための個別化治療へ向けて:時間軸を考えた検討①長期予後を見据えたフォンタン術前の単心室循環至適管理(薬物療法、生活管理、手術介入方法、時期、その他の工夫等) | シンポジウム
(公募) |
企画趣旨 | フォンタン患者の予後は、フォンタン術前の管理や適応から始まり、術後にも経年的に変化する病態を考慮に入れる必要がある。さらにフォンタン循環の病態は心血管機能・静脈リンパ機能・自律神経液性因子・内分泌代謝・心腎腸脳連関・遺伝的背景など多岐の要因を包含し、かつ個々においてその病態バランスは異なるため個別化治療が必要と考えられる。本セッションでは、Fontan術前の管理、Fontanの適応の再考、より良い予後を考えた小児期Ffontanの管理、そしてより良い予後を考えた青年期、成人期Fontan管理/Failed Fontanの管理といった時系列の中で横断的包括的に病態をとらえ、予想される介入方法を模索し、個別化送別化したより良いFontan予後を目指すDiscussionとしたい。今回は 術前Fontanの管理にFocusを当てたい。 | |||
A-6 | 心臓移植と補助循環・心不全 | テーマ | 内科治療→補助循環→移植へ 適切なブリッジと出口戦略を日本全体の問題として考える | シンポジウム
(一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 本邦の小児心臓移植手術は着実に増加していたが、COVID-19の流行によって減少した。その結果、2020年から2021年にかけてEXCORの運用台数は増加したが、内科治療からEXCORへのbridging、EXCORから移植へのbridgingは停滞した。より多くの重症心不全のこどもたちに明るい未来を届けるため、新たなbridging戦略の情報を示した上で、出口戦略の課題と目標を共有する。 | |||
A-7 | 分子医学・ 再生医療・ 心臓血管発生 |
テーマ | テイラーメイド医療から創薬まで~生物工学の発展と小児循環器領域への応用~ | シンポジウム
(指定) |
企画趣旨 | この20年間、分子生物学的手法や遺伝情報処理、幹細胞技術の発展により、様々な遺伝的背景を有するヒト体細胞を人為的に作製し、表現型を解析することが可能となってきた。臨床への直接的なインパクトとして、心臓構成細胞に対する薬効・副作用評価のスクリーニング技術が発展し、個別医療の確立、さらには新規治療薬・化合物の開発に多大な貢献を果たしつつある。本シンポジウムでは創薬を展望する最新の知見につき議論する。 | |||
A-8 | 成人先天性心疾患 | テーマ | ACHD・心不全の緩和医療 | シンポジウム
(一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 今後ACHD 症例の増加に伴い特異な終末期における緩和医療の必要性が高まると思われる。緩和医療は終末期のみに始まるものではなく、このコホートでは成人に到達した時期かそれ以前から開始されるべきものであるため、小児循環器学会でもこのテーマを取り上げることが重要と考えます。コロンビア大学の中川先生の基調講演、心不全の在宅医療を行い緩和医療の経験も豊富な弓野先生のご発表を軸に、症例は発表や各病院の取り組みなどを共有して、この問題についてみんなで話し合ってみたいと思います。 | |||
A-9 | 心筋症 | テーマ | 心筋症における心電図の意義を見直す | シンポジウム
(一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 小児期心筋症は、症状から診断に至る例がある一方、心電図異常を契機に発見される症例があり、突然死の予防や予後改善にとって重要である。2016年版学校心臓検診のガイドラインが作成されているが、心電図による心筋症の診断基準やスクリーニングのエビデンスは十分ではない。本パネルディスカッションでは、各種心筋症の心電図の特徴と問題点を抽出し、ガイドライン改訂に向けて心筋症における心電図の意義を見直したい。 | |||
A-10 | 多領域1 | テーマ | 先天性心疾患の子どもの生活の質を高める身体活動や運動への介入を考える | シンポジウム
(一部指定・一部公募)(指定) |
企画趣旨 | ※本セッションは全演者指定です。 先天性疾患の子どもは、健常児に比べて身体活動に関する健康関連QOLが低いとの報告がある。先天性心疾患の子どもに身体活動や運動を勧めるにあたり、循環動態への影響や、子どもの認識、子どもの意思を尊重して、支援するにはどうしたらよいだろうか。今回のシンポジウムでは学校での行事や体育、友達との競争や活動の機会が増える学童・思春期に焦点をあて、多領域の専門職が協働して子どもの身体活動への支援を考える場としたい。 |
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A-11 | 多領域2 | テーマ | 先天性心疾患の児童・青年を多職種でいかに支えるのか | シンポジウム パネル ディスカッション (指定) |
企画趣旨 | 複雑な先天性心疾患をもつ児童、青年は、内服の管理、病状の悪化を抑える運動、成人病予防のための栄養管理、入院からの学校復帰など、多岐にわたる継続的な療養が必要となるとともに、自らの病気を自覚的に捉えて生涯にわたる疾患管理の基礎を培う重要な時期である。こういった状況下にある先天性心疾患の児童、青年を多職種でいかに支えていくのか、広い視点からその実際を捉えていく。 | |||
A-12 | 多領域3 | テーマ | エキスパート医師・看護師・臨床工学技士があなたの疑問に応える!- 小児急性血液浄化療法 - | シンポジウム
(指定) |
企画趣旨 | 小児患者の急性血液浄化療法は、周術期管理として非常に重要である。その中で小児病院ではない施設や経験が少ない施設では、どのように行えばいいのか興味を持っていると考える。医師、看護師、臨床工学技士のエキスパートの先生方にそれぞれの立場からご講演をして頂き、参加者からの質疑応答も行う。多領域の参加者が周術期管理を学べる場所にしたい。 | |||
<学会単発企画> | ||||
B-1 | 画像診断・ シミュレーション医学・ 心臓血管機能 |
テーマ | 画像診断・シミュレーション医学によるテクノロジーとその実用:~病態生理の解明から治療戦略のアセスメントに至るまで~ | シンポジウム
(公募) |
企画趣旨 | 多岐にわたる小児循環器領域、先天性心疾患に関して治療戦略の決定や病態生理の解明のため多方面からのアセスメントがなされ、特に画像診断やシミュレーション医学はその先進的な試みとして長年注目を集めてきました。本シンポジウムでは先進的なテクノロジーが実臨床現場に活き、病態への理解を深め、治療予後を向上させるための一つの場として、幅広く演題を公募しますので、多くの演題の応募をお待ちしております。 | |||
B-2 | 外科治療1 | テーマ | 近年の画像診断技術の外科手術への応用 (房室弁形成) | パネル ディスカッション (公募) |
企画趣旨 | 先天性心疾患の外科手術においてその複雑な解剖学的構造を術前に把握することは非常に重要である。従来の診断法に加え、近年では新たに3Dエコー、4D-CT、c MRIや血流解析シミュレーションなど多くの画像診断技術が進歩し、術式決定において大きく貢献している。本セッションでは近年の画像診断技術の進歩が外科手術をどのように変えたかを1年目は房室弁形成、2年目に大血管形成について情報共有と議論を行いたい。 | |||
B-3 | 外科治療2 | テーマ | HLHSに対する外科的治療戦略 遠隔成績を見据えたNorwood手術のあり方 | シンポジウム
(公募) |
企画趣旨 | 両側肺動脈絞扼術の概念が導入されて、左心低形成症候群の手術成績も改善され、Fontan手術への到達率も向上してきた。遠隔成績が出てきたことによりNorwood手術の問題点も明らかになってきている。Primary ないしはStaged、肺動脈形成、肺血流源、大動脈再建、三尖弁形成さらにNorwood+Glennの適応など、Norwood手術の問題点を明らかにし、更なる成績向上を目指すべく議論したい。また次年度はその問題点に対してより良いFontan循環を確立するための段階的再手術を含めた総合的な治療戦略について議論したい。 | |||
B-4 | 循環器 集中治療 |
テーマ | 集約化に向けて、どのようにして小児循環器集中治療医を育成・確保するのか | シンポジウム
(指定) |
企画趣旨 | 小児循環器疾患は小児の集中治療の半数以上を占める疾患群である。2021年小児循環器学術集会において、「奈良提言」として小児循環器診療施設の集約化の指針が示された。この提言には、小児循環器医・心臓外科医のみならず、集中治療医の重要性が含まれており、その具体的な方向性を整備することが重要な課題となっている。本シンポジウムは、小児循環器学会(JSPCCS)の分科会である小児循環器集中治療研究会(JSPCCC)の企画として、今後に向けた具体的な議論を行い、小児循環器診療施設の集約化の整備のための提言を行う。 | |||
B-5 | 次世代育成 暫定版 |
テーマ | 患者と医師の安全、医療の継続性を実現するための制度設計と方略ー手術施行施設の集約化と次世代外科医の育成 | シンポジウム
(指定) |
企画趣旨 | 過去3回のシンポジウムにおいて次世代育成に関する議論が少しずつ深まってくるなか、「(新生児期から成人期までの)長期間にわたって継続的に、質の高い医療を提供するためには、切れ目のない次世代育成が必要であり、そのためには(学会としても)施設の集約化をめざす必要がある。」との結論に至った。今回のシンポジウムではメインテーマを「次世代育成のための制度設計における解決すべき課題」とし、さらに一歩進んで具体的な制度設計について議論したいと考える。 | |||
B-6 | 川崎病 | テーマ | COVID-19 pandemicを踏まえ、改めて川崎病の原因を考察する | シンポジウム
(一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 小児期に好発する原因不明の血管炎症候群である川崎病は、近年右肩上がりに患者数および罹患率が上昇している。一方でSARS-CoV2のパンデミックに伴い、川崎病患者数は通常の7割程度まで減少した。このDrasticな疫学像の変化は川崎病の原因を考察するにあたり様々な示唆を私たちに与えている。本シンポジウムではCOVID-19 pandemicによって特徴的な変化を来した川崎病疫学結果を踏まえ、長年にわたって解明されていない川崎病の原因を改めて系統的に考察し、故川崎富作先生が願った病因解明の一助となることに期待したい。 | |||
B-7 | カテーテル インターベンション |
テーマ | 新生児・乳児期の右室流出路狭窄に対するカテーテル治療 | シンポジウム
(指定) |
企画趣旨 | 手術リスクの高い症例や新生児期の開胸手術を回避する目的で新生児、乳児期の右室流出路に対するステント治療やファロー四徴症に対するバルーン肺動脈弁形成術が施行されており、成績も蓄積されてきている。これらの治療を安全にかつ効果的に施行するための適応・施行時期・施行方法について広く共有し、本治療の確立を目指すべき時期に来ていると考える。本シンポジウムでは積極的にステント治療・バルーン形成術を施行している施設での現状・将来への展望について広く議論し、確立のための嚆矢としたい。 | |||
<会長要望セッション> | ||||
C-1 | 臨床研究 | テーマ | 本邦における大規模臨床研究 (実現までの道のりとその重要性) | シンポジウム
(指定) |
企画趣旨 | 診療における科学的エビデンスの創出には大規模臨床研究が不可欠であり、多様性に富んだ疾患、希少疾患が多い小児循環器領域では、その重要性は殊更大きい。一方で、臨床研究に対する基本的な知識、薬事承認を含めた臨床研究の重要性についての理解、臨床研究を行うための基盤整備などは明らかに不十分である。そのような中で成果を出してきた国内の大規模臨床研究について、その成果だけでなく、立上げの経緯から実現までの道のりまでを含めて話してもらうことで、1) 国内における大規模臨床研究実現の大変さ、 2) そのような困難を踏まえた上でも大規模臨床研究を行うことの意義、を少しでも多くの小児循環器医に理解してもらうことが本シンポジウムの目的である。このシンポジウムにより、少しでも多くの小児循環器医が臨床研究に興味と正しい理解を持ち、小児循環器領域における臨床研究の発展につながることを目指している。 | |||
C-2 | 小児循環器集中治療 | テーマ | 難治性乳び胸に対してどうアプローチしていくか | シンポジウム
(一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 先天性心疾患術後の合併症の一つとして、乳び胸水がある。周術期集中治療管理において、内科的治療で改善を得られないような難治性乳び胸水をしばしば経験するが、その治療アプローチに関して、一部の専門医師に症例コンサルトが集中している実態にある。今一度、最近の知見と総合的なアプローチについて討議したい。 | |||
C-3 | 集中治療 | テーマ | AIは集中治療・循環器診療にどこまで応用できるか?〜AIについて学ぼう〜 | シンポジウム
(一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | AI(人工知能)は私たちの生活の中に入り込み、その役割を広げている。医療現場でも画像診断に導入がなされ、今後さらに広く活用されることが期待される。一方で、AIの基本的な概念や、どのように実臨床に活用していくべきかなど、漠然としたイメージしか湧かない先生方も多いのではないだろうか。本シンポジウムでは、AIの基本を学ぶとともに、集中治療や循環器診療領域で、AIにどのようなことが期待されるかについて考えてみたい。 | |||
C-4 | 肺血流調整(外科治療、内科治療) | テーマ | Blalock-Taussigシャントと動脈管ステントの将来 | シンポジウム
(公募) |
企画趣旨 | 肺血流減少性チアノーゼ心疾患の姑息術としてmodified Blalock-Taussigシャントが広く行われている。しかし近年の周術期管理の進歩にも関わらず、本邦における死亡率は4-5%と比較的高い。欧米では動脈管ステントが積極的に行われるようになってきており、シャント手術と比較し安全性、有効性が劣らず、治療期間の短縮や肺動脈形態への影響などの利点から第一選択としているとの報告も散見される。各施設におけるシャント手術あるいは動脈管ステントの成績をまとめ、内科外科双方の立場からそれぞれの適応基準や本邦における将来の展望について議論する場としたい。 | |||
C-5 | 自律神経 | テーマ | 小児循環器科医の立場からPOTS(Postural Orthostatic tachycardia Syndrome)を考える | シンポジウム
(一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 災害ともいえるコロナ禍において小児医療にも変化が生じ,子供達は不安を感じやすい状況になっている。そのような中、立眩み、胸痛、動悸等の主訴で我々が診療する機会も多い。不整脈や心疾患を念頭に、最終的に自律神経機能障害である起立性調節障害と診断される例も多い。中でも起立時に頻脈を生じるPOTSはβブロッカー,イバブラジンを使用する事もあり心身医療という領域を超え小児循環器科医が診療に携わる意義は大きい。 | |||
C-6 | 聴講者参加型セッション | テーマ | この症例、私ならこうします! | シンポジウム
(指定) |
企画趣旨 | 一般的なセッションでは多くの場合、発表者と一部の聴講者のみでやり取りが行われ、多くの聴講者はただ聴講しているだけになってしまう事が多い。本セッションは聴講者全員が参加者となっていただくことで、発表者だけでなく聴講者にも一緒に議論に参加しているという意識が生まれ、会場の一体感が増し、それによって発表者と聴講者、もしくは聴講者同士での喧々諤々とした議論が盛り上がるセッションとなることを期待したい。具体的には、主に若手医師から、診断や治療に難渋した(している)症例を数演題、公募もしくは指定で集め、それぞれの症例について、実際に治療に悩んだポイント(例えばcomplexCHDで二心室修復を目指すかフォンタン型を目指すか、等)を2-4択の選択肢として示し、聴講者にはスマートフォンのアプリを使用して、その場で自分ならこうする、という回答を選択していただき、リアルタイムで結果を集計し、それをもとに議論する、というような手段を考えている。 | |||
C-7 | 若手参加型セッション | テーマ | 若手参加型セッション: Case Challenge | シンポジウム
(指定) |
企画趣旨 | 小児循環器分野における若手の活躍は、今後の同分野の発展性に大きく寄与する。一方で、学術集会における若手の存在感は決して大きくはなく、さらなる若手の積極的な参加・活発な議論が期待されている。そこで、日本小児循環器学会で連載されている「Case Challenge」を参考に、若手参加型の本セッションを企画した。演者は症例をクイズ形式でプレゼンテーションし、聴講者はクイズに回答する。その後の演者からの解説を皮切りに、会場内での討論を促す。クイズへの回答という低いハードルで討論への参加という壁を越えやすくし、本セッションのみならず学術集会全体への積極的な参加につながると期待する。 | |||
C-8 | 会長企画 | テーマ | 患者目線の医療とは-こころを紡いで、いのちを繋ぐ- | パネル ディスカッション (一部指定・一部公募) |
企画趣旨 | 私たち医療従事者は、患者さんの疾患と常に向き合っているが、患者さんと向き合っているのだろうか?医療従事者目線と患者目線のすれ違いは、もしかしたら医療の基本、ヒポクラテスの箴言に背いているからなのではないだろうか?どのような医療が患者目線の医療なのかを、患者さん、そしてその保護者、医師、そして看護師や多職種の方々と一緒にディスカッションすることで、将来のより良い医療に結びつけていきたい。 | |||
C-9 | 会長要望企画 | テーマ | 多剤併用療法抵抗性の重症肺高血圧に対するReversed Potts shuntの将来性 | パネル ディスカッション (指定) |
企画趣旨 | 2018年の第6回肺高血圧ワールドシンポジウムにおいて、多剤併用療法に抵抗性を示す小児重症肺高血圧に対して、Reversed Potts shuntが姑息術として治療アルゴリズムに追加となった。2004年NEJMにBlancらが初めて報告して以来、欧米からの報告が最近顕著に増加し、年齢、術式やカテーテルインターベンションへの適応拡大も報告されてきた。2019年の報告では肺移植へのbridging therapyとしてでは無く、最終治療にもなりうる可能性が示唆され、実際に肺移植と予後を比較した2021年の論文では明らかに上回っていた。ドナー不足のわが国でも、Reversed Potts shuntの施行を前向きに検討する必要があるものと思われ、要望企画とさせていただいた。 |
希望発表形式で「A. 学会長期企画」、「B. 学会単発企画」、「C. 会長要望セッション」を選択した方は、英語発表が可能かどうかを選択してください。
希望発表形式にかかわらず、下記カテゴリーを必ず選択してください。
E. 多領域:一般演題を選択した方は3-01. 多領域を選択してください。
【1.内科系】 | |||
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1-01 | 一般心臓病学 | 1-11 | 心不全・心移植 |
1-02 | 染色体異常・遺伝子異常 | 1-12 | 自律神経・神経体液因子・心肺機能 |
1-03 | 胎児心臓病学 | 1-13 | 術後遠隔期・合併症・発達 |
1-04 | 複雑心奇形 | 1-14 | 成人先天性心疾患 |
1-05 | 画像診断 | 1-15 | 周産期・心疾患合併妊婦 |
1-06 | 心臓血管機能 | 1-16 | 肺循環・肺高血圧・呼吸器疾患 |
1-07 | カテーテル治療 | 1-17 | 心血管発生・基礎研究 |
1-08 | 電気生理学・不整脈 | 1-18 | 川崎病・冠動脈・血管 |
1-09 | 集中治療・周術期管理 | 1-19 | 学校保健・疫学・心血管危険因子 |
1-10 | 心筋心膜疾患 | 1-20 | その他 |
【2.外科系】 | |||
2-01 | 外科治療 | 2-03 | 外科治療遠隔成績 |
2-02 | 体外循環・心筋保護 | ||
【3.多領域】 | |||
3-01 | 多領域 | ||
【4.その他】 | |||
4-01 | その他 |
筆頭演者は必ず発表者とし、共同演者は最大10名(発表者を含め最大11名)とさせていただきます。 ふりがな、英語表記も入力してください。
所属は最大10施設とさせていただきます。
所属機関名は英語表記も入力してください。
日本語演題名は、全角76文字以内で入力してください。
英語演題名は、半角152文字以内で入力してください。
日本小児循環器学会の会員番号を入力してください。
申請中のときは、「99」としてください。
文字数は日本語で全角800字以内、英文で半角1600文字以内としてください。
※全角文字は1文字として、半角文字は1/2文字として数えます。アルファベットの直接入力は半角英数ですので、1/2文字となります。
内容は【背景】、【目的】、【方法】、【結果】、【考察】、【結論】等の順に必ず項目を立てて記述してください。参考文献は不要です。
演題査読時の審査の妨げとなりますので、所属・氏名等を本文中に記載しないでください。
プログラム・抄録集の項目索引作成に必要となります。
必ずキーワードを3つ入力してください。
※利益相反とは、外部との経済的な利益関係により公的研究で必要とされる「公正」かつ「適正」な判断が損なわれる、または損なわれるのではないかと第三者から懸念が表明されかねない事態のことを言います。
※利益相反「有」の場合には日本小児循環器学会ホームページの利益相反規程 をご確認頂き、以下より申告書をダウンロードし、演題登録後表示される「論文アップロード」ボタンより申請書をアップロードください。
※申告書の提出がない場合には、学会発表をご遠慮いただきます。
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演題登録にて収集いたしました「氏名」・「連絡先」・「E-mailアドレス」は運営事務局演題登録担当からのお問合せや発表通知に利用いたします。また、「氏名」・「所属」・「演題名」・「抄録本文」は、ホームページ及び抄録集に掲載することを目的として利用いたします。本目的以外に使用することはございません。登録された一切の情報は外部に漏れないように、責任を持って管理徹底いたします。
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第58回日本小児循環器学会総会・学術集会 運営事務局
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主催
(大)東京医科歯科大学
小児科 細川 奨
〒113-8519 東京都文京区湯島1-5-45
TEL:03-5803-5249
(独)国立病院機構災害医療センター
小児科 松浦優子
〒190-0014 東京都立川市緑町3256
TEL:042-526-5511 (Ex)1400
FAX:042-526-5532
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